GOCAについて
ご挨拶
一般財団法人国際都市おおた協会(GOCA)は、大田区における国際交流等を推進し、地域の活性化に寄与することを目的として、平成29年(2017年)12月に設立されました。GOCAは、区民、ボランティア、団体等の有する力を結びつけ、地域課題の解決につなげていくコーディネーターとして、多文化共生、国際交流、国際人材育成、国際協力を中心とした事業を展開しています。事業運営にあたっては、日頃より多くの区民の皆様からボランティア協力をはじめとした温かいご支援を賜り、心より感謝申し上げます。さて、近年のグローバル化の進展を背景に、大田区に住む外国人も新型コロナウイルスの影響で減少したものの、今後もまた増加していくことが見込まれています。こうした中、異なる文化や価値観を持つ外国人が地域住民と共生し、活躍していくためには、多様性を尊重し、互いに認め合うことが大切であります。
GOCAでは、多言語での相談・情報提供をはじめ日本語学習のサポートや国際理解講座、そして災害時ボランティア養成などの多様な交流機会の提供を行ってきました。この度、GOCAは新しく開館した「おおた国際交流センター(Minto Ota)」内に事務所を移し、羽田空港に近接する立地を活かしながら、地域連携等を通じた多文化共生の拠点づくりをより一層進めていく環境を整えました。センターは、「多言語相談窓口」及び充実した「集会室」と新たに設けた「情報・交流コーナー」の3つの機能を統合した施設として誕生しており、皆様にとってより身近な国際交流施設として運営してまいります。大田区は、世界でも有数の乗降客数を誇り日本のゲートウェイとなる羽田空港を擁している一方、豊かな自然、歴史ある文化なども有する多彩で魅力あふれるまちです。GOCAは、この大田区のさらなる発展と誰もが住みやすい共生社会の実現に向けて、「国際都市おおた」の担い手としての役割を常に念頭におき、今後も皆様とともに全力で取り組んでまいりますので、一層のご理解、ご協力を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。
令和4年(2022年)4月26日
一般財団法人国際都市おおた協会
理事長 成田 浩